変更検査のための書類作成
 10月20日 待ちに待った変更許可通知書が届きました
 早速、翌10月21日付で試験電波発射届を提出しました  

 アドバイス

  ・これを出さないと1kw出力の電波が出せません。
  ・これも JK1IQK局の局免印刷を利用しました。





 いよいよ変更検査のための書類作成です

  関東総合通信局から送られてきた返信用封筒には、次の書類が同封されてきました。

  @ 変更許可通知書                   
   
・申請した電波の形式、周波数及び空中線電力の変更の許可通知書です。

  A 変更検査を受けるにあたっての準備の手引き  
 
  ・無線設備の機器の試験調整に関わる諸注意や周辺の電波障害等の調査に関すること。
    また、検査当日までに用意するもの、工事落成届時に支払う検査料が記載されています。
  
   ・概ね前月の15日頃までに工事落成届が提出されたものについてはその翌月に、また15日
    過ぎ末日までの届けについては、翌々月の変更検査となります。
   

  B アマチュア局検査事前点検表 NO.1        
   
・アマチュア局の設置場所や連絡先電話番号、検査職員が訪問するための最寄りの交通機関
     及び付近略図を作成します。
     カッコ書きで自家用車で送迎願える場合は、その旨の記入をお願いしますとありました。
     何か迎えを催促している感じですね。(検査が終わったから書けますが、、、hi)
   
  C アマチュア局検査事前点検表 NO.2       
   
・送信機の試験の成績表です。
    変更申請したすべての周波数での終段部の電圧、電流、入力と空中線電力の計算値、
    実測値を記入します。

    電波形式はA1A(CW)で行いました。
    まず最大出力で電波を出し(もちろん接続先はダミーロード)リニアの内蔵メーターで終段部の
    電流、電圧値と空中線電力の実測値(出力)を読みとり記入します。

    変更申請したすべての周波数の測定及び記入が終わりましたら、計算により終段部の入力の
    値(電圧x電流=終段部入力)、空中線電力の計算値(終段部入力x
50%=計算値)の値を記入
    します。

  D アマチュア局検査事前点検表 NO.3        
   
・これが最難関?!の点検表です。
    隣接する住宅などの電波障害等を調査し、電波障害を与えていたら対策・措置を施し障害を
    除去をして署名・捺印を頂く作業です。
    関東総合通信局の書式には8件分の記入欄がありました。
     (所管によって様式が違うようです)

   
   ・変更申請をしているすべての周波数及びモードで行います。

    Fの事前点検表の提出についての手引きに詳しく説明がありますので、参照してください。

  E 電波障害調査のお願い               
   
・この書類は提出物ではありませんが、電波障害の調査を依頼するときにこの様式に沿って調査
    依頼を行なって下さいというものです。
    回収した電波障害調査のお願いの用紙は、落成検査終了時まで保存することになっています。


  F 事前点検表の提出についての手引き       
   
Dのアマチュア局検査事前点検表 NO.3を作成するのにあたり、調査範囲及び調査方法が
    詳しく記載されています。
    特に住宅密集地は、両隣、道路を挟んだ向かい側3軒、裏側3軒程度と指定されていますので
    注意が必要です。


 
 G 登録点検事業者制度のご案内           
   ・平成10年4月から落成(新設)検査、変更検査及び定期検査において、これまでの国が直接
    行っていた検査方法の他に、「登録点検事業者」が作成した「点検実施報告書」による書面
    検査でも検査ができることとなりました。
    この制度により検査に要する期間が大幅に短縮されることとなりました。


   ・登録点検事業者の一覧は、関東総合通信局のホーム・ページで見ることが出来ます。
 
 
 


 最難関の電波障害調査について

  @ 電波障害調査依頼 10月22日
   ・ 同封されてきたF 事前点検表の提出についての手引きの説明に沿ってE 電波障害
    調査のお願い
に調査日時を記入し、自分で作成した電波障害調査依頼の案内文をつけ
    自宅近隣の8軒に電波障害の調査の協力依頼に伺いました。

   
    幸いにも町内会のつながりや子どもたちのつながり等があり、スムースに話が出来ご協力が
    頂けることとなりました。(菓子折は効果があります?!)
    改めて近所付き合いが大切だと感じました。(妻と子どもたちに感謝です)

   

 
 A 電波障害調査実施 10月23・24日
   ・翌10月23日の午後、24日の午前・夜、の3回に電波障害調査のための試験電波を発射
    しました。
    変更申請をしている出力ですべてのモード及びバンドで試験電波を発射しました。
   
  B 電波障害調査用紙回収 10月25日
   ・翌日夕方に電波障害の有無のお伺いにあがり、8軒とも特に障害は発生していないという事で
    D アマチュア局検査事前点検表 NO.3の用紙に無事署名捺印を頂くことが出来ました。

    これにはまず海抜が比較的高い(50m)ことで、テレビ受信の電界強度が高いこと、
    CATV(ケーブルテレビ)、共聴アンテナの使用率が高いことが比較的TVI等が出にくかったの
    かもしれません。
    もちろんローパス・フィルター、コモンモード・フィルター、アースにトロイダルコア挿入などが
    効いているためもあると思います。
   

 

調査対象の8軒のお宅から確認印をもらい調査用紙の回収も済み、
いよいよ変更検査の実地検査です