関東総合通信局へ点検結果の送付と免許状交付
関東総合通信局へ点検結果の送付変更検査２日後の１１月１０日に（株）ＦＴＩが作成した検査書類一式が届きました。
同封されてきたものは以下の書類です。
① 無線設備変更工事落成届
・検査手数料の２，５５０円の収入印紙を貼る（割り印はしないこと）
・氏名欄の印鑑を押すことを忘れずに
② 無線設備等の点検実施報告書
③ 送信機試験成績表
④ 登録点検結果通知書
⑤ 無線設備実働試験結果報告書
⑥ 無線設備の電気的特性の点検表
⑦ 電波防護指針に適合しているかの計算書
これらＦＴＩからの書類と、自分で作成した
① アマチュア局検査事前点検表 NO.1
② アマチュア局検査事前点検表 NO.2
③ アマチュア局検査事前点検表 NO.3
④ アマチュア局検査事前点検表 NO.3 で調査した対象住宅との位置関係（方位・距離等）
が判別できる住宅等配置図（PART 1で作成した② 近隣のＴＶの受信状況報告書 に
添付した住宅地図を利用しました）
⑤ 返信用封筒（免許状を折られたくなければ、Ａ５以上が入るサイズの定形外140円切手を
貼った返信封筒）
以上のＦＴＩから送られてきた書類７点と自分で作成した４点の書類と返信用封筒を翌１１月１１日に関東総合通信局宛送付しました。
（株）ＦＴＩによれば何もなければ１０日くらいで変更申請が許可され、１ｋｗが記載された新しい
免許状が来るとのことですが、、、結果は？
関東総合通信局から変更検査合格通知及び免許状交付
送付した翌日１１月１２日、関東総合通信局の担当官から携帯電話に電話があり、「本日書類が届きましたがその中で近隣の電波障害調査対象住宅についてお聞きしたい」
というお尋ねがありました。
いきなりの電話での質問でしたが、丁寧に近隣の電波障害調査対象住宅の選定等の根拠を
説明いたしました。
担当官はその説明に納得され「それではこれから申請書類の審議に入ります」と言われ
電話を切りました。
ｱﾄﾞﾊﾞｲｽ・提出した書類について、質問があることを想定してすべて説明できるようしておきましょう。
１１月１９日、ついに待ちに待った変更が許可された１ｋｗの免許状と検査合格通知書が届きました！
検査合格通知書は無線検査簿に綴っておきましょう。 
登録点検事業者による変更代行検査を受けての感想変更申請書を１０月４日にポストに投函してから、ちょうど１ヶ月半で１ｋｗへの変更が許可に
なりました。（実地検査日程がスムースに行けば実質ちょうど１ヶ月でした）
これらの経験から多少費用はかかりますが、登録点検事業者による変更代行検査の方が
アンテナの選択やその局にあった設備環境のアドバイスが、的確に受けられ、なおかつ免許状の
交付までの日数の大幅な短縮という多くのメリットがありました。
ただし、登録点検事業者とはいえ国の検査の代行検査ですから、細部に渡って当然検査します。
| 登録点検事業者 | 関東総合通信局 | |
| 変更検査まで | 早い（日程が合えば即日） | １ヶ月～１ヶ月半待ち |
| 検査日 | 土・日・祝日も対応 | 平日のみ |
| 費用 | 変更検査代行費＋交通費＋書面検査料 （株）ＦＴＩの場合 35,000+実費+2,550 = 37,550円＋交通費 |
検査料 11,650円（送信機１台） |
| 担当 | 多くのタワー・アンテナ工事や 検査等の経験から適切な アドバイスがもらえる |
役所なのでそのときの担当官によって 解釈が多少違ってくる |
| 連絡 | 社長・社員がいつでも応対 E-mail,FAXで迅速に対応 |
平日の９：００～１２：００ １３：００～１６：３０ |
| 申請から 免許状交付まで |
１ヶ月程度 | 早くて２ヶ月 しかし手間取れば何ヶ月も |
今、総合通信局による検査か、登録点検事業者による代行検査を受けるか
悩まれている方へ少しでも参考になれば幸いです。
最初は近隣の総合病院の存在で半ばあきらめていた１ｋｗ免許でしたが、
多くの方のアドバイス・協力により無事に念願の１ｋｗの変更検査に合格することが出来ました。
関東総合通信局の担当官、ＪＩ１ＷＴＦ,ＪＡ１ＵＫＥ,ＪＬ１ＭＷＹ,ＪＡ１ＡＤＴ,ＪＡ１ＷＷＩ,７Ｋ３ＪＱＣ
そして（株）ＦＴＩ社長のＪＦ１ＩＳＴ藤原氏、各局にお礼申し上げます。
ありがとうございました。（完）
